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どこに行けばいいのでしょう(津村記久子「婚礼、葬礼、その他」) [所感(小説)]

 さて、引き続き津村記久子を読むことに。こちらも特徴的なタイトルの作品。

婚礼、葬礼、その他

婚礼、葬礼、その他


 

 「カソウスキ」の時は話の行き筋も見えやすかったのですが、今回の作品は結局それで?という感覚が抜けきらないものでした。
婚礼と葬礼の対比にしても不明瞭だし、その他が何かというのはますますぼんやり。
表現的にも稚拙な部分が目立った。
 葬式と婚礼が電話で繋がれているという場面にしてももっと効果的な描写があったのではないかと思う。

 併録されている「冷たい十字路」にしても同様。事件と主人公の密接な関わりは見いだすことが出来ず、なんだか等距離を保ってしまっている。事件を起こしたのに、主人公とその事件が等距離ではなかなか厳しいだろう。それを利用してカメラアイ的に描写するというのなら話は変わってくるが、そんな感じでもない。

 前回読んだ作品とはうって変わって稚拙な感じしかしない作品でした。

もう少しこれからも読んでみることにします。


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